Master Cardが発行するクレジットカードのグレードは、ゴールド、チタン、プラチナ、ワールドの順で高くなっており、シティリワードワールドカードはまさにその最上位に位置するクレジットカードとなっています。

しかしカードへの入会審査はカード発行会社に依存しているため、他社と比較して、シティ リワード ワールドカードが最上級のブラックカード並みのステイタスを持っている、というわけではありません。ワールドカードの入会条件としては、プラチナカードで利用実績を積み、インビテーション（招待）を受ける事で手にする事が出来るようになる、というのが一般的でしょうが、シティ リワード ワールドカードはこのインビテーションを必要としません。

25歳以上で年収400万円以上という入会条件と、12,600円という年会費、さらに付帯するサービスから比較すると他社の一般的なゴールドカード～プラチナカードと同程度のグレードのカードだと思います。しかし世界的に知名度の高い「シティ」が発行するクレジットカードであり、券面に「WORLD」と明記されていますから、世界中どこにいっても高いステイタス性のあるカードの利用者として歓迎されるでしょう。

シティ リワード ワールドカードの一番の魅力は、なんといっても常時2倍以上貯まるボーナスポイントによって高還元率となるポイントプログラムです。シティ リワードカードでは平日のご利用ではポイント特典がつかなかったのですが、このリワード ワールドカードでは、平日のご利用でもポイントが2倍となります。土日、海外でのご利用と、リボ払いでの決済ではポイントが3倍となります。土日以外でもカード決済をする機会が多い方にとっては非常に効率よくポイントが貯まるプログラムといえるでしょう。

還元率はAmazonギフト券へのポイント交換で最低でも0.8%～となっており、土日の利用であれば最大1.29%と業界最高水準まであがります。さらに年間100万円以上利用するとカード更新時に3,000ポイントのボーナスポイントが貰えます。

Edy、Suica、SMART ICOCAなどへの電子マネーのチャージでもポイントが満額付与されるので、週末に狙ってチャージすれば、それもすべてポイント3倍となります。年金・健康保険などの支払いにもしっかりとポイントがつきます。

シティ リワード ワールドカードに新たに追加されているサービスとして、海外600ヵ所以上の空港VIPラウンジが利用できるプライオリティ・パスが付帯されています。このラウンジではゆったりした空間でのお飲み物や軽食のサービスが受けられる他、電話やE-mail、ファックスの利用や一部シャワーや会議室がご利用できるラウンジもあります。

シティ リワード ワールドカードに付帯されているプライオリティ・パスはスタンダード会員となっているので、ご利用毎に27$のご利用料金が必要となります。無料で好きなだけお使いいただくためには359＄の年会費をお支払いいただいてプレステージ会員となる必要があります。