様々なクレジットカード会社が様々なポイントプログラムを提案していますが、クレジットカード各社のポイントプログラムは「ポイントを貯める」「ポイントを使う」という2段階に分けて考える必要があります。
まず、第1段階はクレジットカード利用のショッピングで、利用金額に応じて決められたポイントが付与されます。
そして、第2段階で貯まったポイントを商品に交換したり、キャッシュバックを受けたり、航空会社のマイレージに変換したりします。
第1段階では1ポイントを得るために幾らのショッピングが必要なのかが重要です。各プログラムごとに1ポイント付与される為に必要な金額は異なっており、1,000円、あるいは100円ごとのカード利用で1ポイント付与されるのが一般的です。
そして、第2段階では交換率が重要です。
第1段階で高率なポイントを付与されたとしても、第2段階の交換率が悪ければ意味がありません。
そこで、その両者を勘案した「ポイント還元率」が重要になってきます。
「ポイント還元率」は第1段階と第2段階をトータルして計算した、利用者にとっての実質的なポイントの還元率だからです。
次に、重要なのが「ポイント有効期限」です。
「ポイント還元率」が非常に高くても、「ポイント有効期限」が短いクレジットカードは「休眠ポイント」や「死にポイント」が増えるだけです。
従って、ポイントの有効期限をしっかりと把握しなければなりません。
そして、最後に「最低交換ポイント」です。
「最低交換ポイント」が高いと、交換忘れや勘違い等で「死にポイント」が増える確率が高まります。
クレジットカード各社はこれらの「ポイント還元率」「ポイント有効期限」「最低交換ポイント」を微妙に前後させてカード利用者との駆け引きを行っています。
従って、利用者にとって本当にお得なクレジットカードのポイントプログラムを見極めるには、これらの3つの要素を確認しなければなりません。
以下、ポイント還元率が高い代表的なカードのポイントプログラムと還元率を列挙します。
カード名 | ポイント還元率 | |
---|---|---|
流通系 | タカシマヤカード | 8% |
伊勢丹アイカード | 1%+ディスカウント5%~10% | |
セブンカード | 1.5% | |
ネット系 | 楽天カード | 基本ポイント 1% |
楽天市場 2% | ||
楽天市場土曜日 3% | ||
キャンペーン 3%~10% | ||
信販系 | ライフカード | 初年度 0.75%~1% |
誕生月 2.5%~3.33% |