ポイントプログラムで押さえておきたい要素

クレジットカードのポイントシステムはカード会社によって様々ですが、各種ポイントシステムは2つのステップに分けて考えると解り易くなっています。

まず、最初のステップではクレジットカード利用のショッピングで、利用金額に応じて決められたポイントが付与されます。

そして、次のステップで貯まったポイントを商品に交換したり、キャッシュバックを受けたり、航空会社のマイレージに変換したりする訳です。

そこで、最初のステップでは1ポイントを得るために幾らのショッピングが必要なのかが重要ですし、次のステップでは交換率が重要です。

従って、その両者を計算した「ポイント還元率」が最も重要になる訳です。そして、その次に重要なのが「ポイント有効期限」と「最低交換ポイント」です。

「ポイント還元率」が高くても、「ポイント有効期限」が短いカードや「最低交換ポイント」が高いカードは「休眠ポイント」や「死にポイント」が増えるだけです。従って、これらの要素をしっかりと把握しなければなりません。

JCBカード・Oki Dokiポイント

Oki Dokiポイントは利用額1,000円＝1ポイントが基本ポイント還元率ですが、各カード毎にボーナスポイントやネットショップモールOki Dokiランドのポイント倍率が異なっていますので、実質的なポイント還元率は下記の通りです。

尚、Oki Dokiポイントの有効期限は獲得月から2年間となっています。

ライフカード・LIFEサンクスプログラム

LIFEサンクスプログラムの基本ポイントは1,000円=1ポイントですが、ステージ制プログラムでプログラム期間の利用金額に応じてポイントが1.5倍～2倍にアップします。

また、誕生月は基本ポイントが5倍・入会後1年間はポイント1.5倍・1年間の利用金額50万円以上で300ポイントプレゼントなどのボーナスポイントが魅力です。
従って、ライフカードのポイント還元率は通常月0.5%～1.33%で誕生月は2.5%～3.33%となります。

楽天カード・楽天スーパーポイント

楽天スーパーポイントの基本ポイントは100円=1ポイントですが、楽天市場の買物はいつでもポイント2倍、楽天カード感謝デーで土曜日に楽天市場で買物をするとポイント3倍です。更に、楽天市場の各種キャンペーンで最大ポイントが10倍になります。
従って、楽天カードの基本ポイント還元率は1%、楽天市場2%、土曜日3%、キャンペーン時3%～10%の還元率となります。

シティカード・シティポイント

シティポイントの基本ポイントは100円=1シティリワードポイントが付与され、ポイントに有効期限はありません。また、シティカードオンラインショッピングモールの利用でポイントが最大で20倍かキャッシュバック10%を選べます。

更に、入会初年度のウェルカムボーナスポイントや利用額に応じたポイントが1.5倍～3倍になります。しかも、土日の利用やリボ払いでポイントは3倍になります。

アメックス・メンバーシップ・リワード

アメリカン・エキスプレスのメンバーシップ・リワードは100円＝1ポイントで、ポイントの有効期限は3年ですが、一度でもアイテム交換を行えば有効期限は無期限となります。ボーナスポイントや提携ショップでの利用で、ポイントは最大10倍になります。

三井住友VISAカード・ワールドプレゼント

ワールドプレゼントの基本ポイントは1,000円＝1ポイントです。三井住友VISAカードのポイントシステムなどの詳細は、個別カード毎に異なっています。